
ごあいさつ
生物学,ソフトマテリアル,周辺分野研究にかかわる皆さま,
皆さまは日々の研究の中で,注目する生体分子が細胞やエマルジョンなどの中でどのような形状,局在.配置をとっているのか知りたいことが多々あると思います.今日,様々な光学顕微鏡法が開発されています.しかし,可視光を用いる限り光の波長が原因となり一定以上の解像度を得ることができません.逆に一般的な電子顕微鏡法やX線による可視化では試料の状態,多大な労力,狭い視野,などが制約となります.すなわち,広範囲+高分解能+安価+迅速+元のまま,の可視化は当該分野にとって”夢”なのです.
私たちはこの夢を,急速凍結レプリカ電子顕微鏡法とネガティブ染色電子顕微鏡法に基づいた独自の技術で実現しました.現在では,受託研究として試料をいただいて0.5-2日後に最初の画像の提供が可能です.(事業説明動画 Link)

NANIWA-EM

代表:宮田真人
メンバー
経緯と現状
私たちは,2001年に急速凍結レプリカ電子顕微鏡法に初めて触れ(Link 1),2012年からは文科省の新学術領域研究や(Link 2),JSTのCREST研究(Link 3)などのテーマとして同技術の導入と開発を行ってきました.私たちの電子顕微鏡技術から得られた成果は58編の論文としてScience AdvancesやNature communicationsなどの雑誌で発表されました(Link 4).また,2件の論文賞,10件の雑誌表紙,84件の学会発表賞にも選ばれています(Link 5).この展開に伴い,世界中の研究者と多くの共同研究や受託研究を行うようになりました.
宮田の2026年3月の定年退職をきっかけに私たちは,これまで大学の受託研究として行ってきた本事業を,持続可能なスタートアップ企業として再構築することにしました.2026年度4月からは文科省,科学技術振興機構のKSAC-GAP(Link 6: No.23)の支援を受け,2027年春の起業を目指しています.







